【日立市】病院のSWから身元保証の相談があったケース|救急搬送後、入院費と転院手続きが止まった事例
日立市内の病院に勤務するソーシャルワーカー(SW)から、身元保証に関する相談を受けたケースです。同様の相談は、水戸市周辺の医療機関からも見られるようになっています。
今回の相談は、入院中の高齢の方についてでした。救急搬送で病院に運ばれてきた方で、分かっている情報は名前と住所のみという状態でした。それ以外のこれまでの生活状況や家族関係、経済状況などは、ほとんど見えてこない状況でした。
脳血管疾患の影響はあるものの、意思の確認は可能な状態でした。ご本人の意向は確認できており、包括支援センターおよび病院のソーシャルワーカー立ち会いのもと、契約を行うことができる状況でした。身寄りはいるものの、家族からの協力は得られず、今後も実務的な関与は期待できない状態でした。
医療的には次の病院への転院が可能な状況でしたが、身元保証や費用面の整理ができていないことから、転院の手続きや支払いが進まず、結果としてどうにも動けない状態になっていました。
入院前の生活状況
入院前は一人暮らしで、年金を主な収入源として生活していました。経済的に困窮しているわけではありませんでしたが、救急搬送で入院したため、本人の手元にはお金がなく、入院費を支払うための準備が一切できていない状況でした。また、身分証明書が一つも手元になく、ご本人も自宅のどこにあるかを明確には答えられない状態でした。
困っていたポイント
・救急搬送のため、名前と住所以外の情報がほとんど分からない
・本人の意思は確認できているが、家族の協力が得られない
・身分証がなく、本人確認や各種手続きが進められない
・介護保険証などの書類が手元にない
・銀行の通帳はあるものの、キャッシュカードの所在が不明
・暗証番号や銀行印が分からず、預金を動かせない
・入院費の支払い方法が分からず、病院側との調整が止まっている
・身元保証と金銭面が整理できず、転院手続きが進められない
身元保証サポート秋桜の対応
身元保証サポート秋桜として、病院のソーシャルワーカー、包括支援センターと連携し、段階的に対応を行いました。まずご本人の意思確認を行い、関係機関立ち会いのもとで契約を実施しました。
身分証が一切ない状況に対しては、介護保険証などの再発行手続きを進め、本人確認ができる状態を整えました。金融面については、通帳はあるもののキャッシュカードや銀行印が不明であったため、キャッシュカードおよび銀行印の再登録手続きを行い、入院費や今後の支払いに必要な準備を進めました。一つひとつ課題を切り分け、「今できること」から順に対応していきました。
その後の状況
身元保証、本人確認、金銭面の整理が進んだことで、医療機関側も次の転院に向けた調整を進められる状態になりました。本人に資産があっても、救急搬送や家族不在が重なることで、支払いや転院の話が完全に止まってしまうケースは少なくありません。
同じような状況で困っている方へ
救急搬送で運ばれ、本人情報がほとんど分からない。身分証や通帳はあるが、手続きができない。家族の協力が得られず、支払いが進まない。身元保証が整わず、転院や退院の話が止まっている。このような相談は、日立市だけでなく、水戸市周辺でも増えています。状況を整理することで、前に進めるケースは多くあります。
対応エリア
日立市、水戸市、ひたちなか市、那珂市、東海村、常陸太田市、高萩市、大洗町 ほか周辺地域
ご相談について
状況整理だけの相談でも対応しています。今すぐ契約を進める必要はありません。身元保証や入院費の支払い、転院・退院の進め方で悩んでいる場合は、早めにご相談ください。
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